ラグビーワールドカップ オールブラックスのハカ

日本でオールブラックスのハカが見られるとは。会場は大興奮でしたね。ハカは元々はニュージーランドの先住民族マオリ族の戦士が戦いの前に相手を威嚇する舞踊です。ラグビーのニュージーランド代表が試合前に行うのは、戦いの前の儀式として踊っています。

オールブラックスはジャージがカッコいいですよね。ラグビーニュージーランド代表の愛称がオールブラックス。色んな説がありますが、ユニフォームが全て黒というところから由来があるようです。左胸にワンポイントで付いているシルバー・ファーンもシンプルでカッコいいですね。この枝はニュージーランド固有種のギンシダです。ちなみにニュージーランドでは、このギンシダが付いたユニフォームを着ることは名誉とされていて、ラグビーだけでなく他のスポーツでも採用されています。

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こちらがラグビーワールドカップ2019日本でのハカです。

威圧感が半端ないです。目をむき出して舌も出して相手を威嚇するようなポーズをとっています。今回はいませんでしたが、過去のハカでは首をかき切るポーズを取る選手もいました。過去にはそのポーズが問題視されたこともありました。

ですが、オールブラックスが試合前に披露するハカには自分たちを鼓舞するためもありますが、相手に対して敬意を表している意味もあるんですよね。そのため、首を切るポーズも実は「お前らの首を切ってやるぞ!」という意味ではなくて、自分たちの首をかけて戦いに臨むということを表しています。

ただその意味がわからないと、ただただ威嚇されているようにしか見えませんけどね。オールブラックスがハカを踊っている時間、相手チームはどんな気持ちで見ているのだろう…と考えてしまいます。ほぼ真正面に対峙していますからね。ほとんどの相手チームは敬意を表してハカをじっと見ていますが、全く見ずに自分たちの練習をするチームもいます。

ところで、ハカについては疑問を持つ人も多いと思います。「なんでニュージーランド代表だけハカを踊っていいの?他のチームはやってはダメなの?」と。

これは試合前のフリータイムの時間、いわば各チームで練習したりミーティングしたり、チームで士気をあげたるために円陣組んだりとか、そんな時間を利用してハカを踊っているので問題ありません。やらないと思いますが、例えば日本代表が日本舞踊を踊ったり、空手の型をやってもいいわけです。

なので、やりたければどんなチームでもやってよいのです。試合前に絶対やらなければならないものでもないし、ニュージーランド代表だけに特別に認められている時間でもありません。

オールブラックスは強いし、ハカの踊りにとても華がある(試合によって踊りが違うなどもある)、歴史もある、そのため観客にも試合前の楽しみの1つとして認知されてクローズアップされているんだと思っています。

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